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ピロリ菌の治療と治療の効果判定

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 
大阪市で鎮静剤を使った楽な胃カメラと大腸カメラをしています。
JR森ノ宮駅直結 緑橋、京橋、玉造からもアクセス良好です。


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。
今回のテーマは
「ピロリ菌治療と効果判定」です。

ピロリ菌は乳幼児期に感染し、そのあと慢性胃炎を引き起こします。
そして潰瘍や胃がんの原因となることが分かっています。

現在はピロリ菌に感染して 胃カメラで胃炎があることがわかると
ピロリ菌の内服治療をすることが勧められています。


●ピロリ菌の治療
胃薬(PPIまたはP-CAB)と2種類の抗生剤を7日間内服する3剤併用療法です。 
2015年2月よりP-CAB(商品名:ボノサップ)が使えるようになり、除菌率も向上(それまでは75%→92%)しました。
ただし、「100%除菌できるわけでもない」のです。

●除菌判定 
ガイドラインでは、尿素呼気試験と便中抗原を推奨されています。
当院では尿素呼気試験を行っています。
詳細は省くとして、検査薬を飲んで、5分左向きで休んで15分座って、合計20分休んで検査バックに息を貯める方法です。
(15分と20分、体位変換の有無は結果に影響を与えないという報告も)

●呼気試験の判定数値
カットオフ値 診断では2.5‰で、陰性と陽性を分けています。
除菌判定では3.5‰を使ったほうがいいという報告あり(よく使われるのは2.5‰)
除菌判定では 2.5~5.0‰は判定困難で、偽陽性(除菌出来ているのに、陽性と判断してしまう)が生じることが報告されています。

●判定の時期
ピロリ菌治療の内服終了後、1ヶ月以上開ける事となっています。
(およそ1ヶ月で95%以上の除菌不成功例で菌量が復活するため)
しかし治療後1ヶ月目では、5%偽陽性という報告あり 3ヶ月後で正確な判定を行えるという報告
当院では、ピロリ菌治療薬内服後 2ヶ月後に呼気試験を行っています。


●再陽性化
一度ピロリ菌を除菌できたはずなのに、再度陽性になることがあります。
再燃と再感染があります(1年以内だと再燃、1年以上経過後だと再感染とかんがえられる。厳密に区別するのは難しい。)
再陽性化率は先進国では2~3%とされています。

私達医師が気をつけているのは、ピロリ菌による感染→胃がんの発生です。
ピロリ菌が除菌出来なくとも、除菌出来たとしても 胃がんのリスクはあるわけで
定期的に胃カメラをして 胃がんがないか あっても早期発見できるようにフォローしていきましょう。

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 
大阪市 中央区で鎮静剤を使った楽な胃カメラと大腸カメラをしています。
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クリニック ホームページは↓
ピロリ菌治療をするなら、森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック

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2017-07-17(Mon)
 

ピロリ菌治療後の検査の必要性 森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 
JR森ノ宮駅直結 中央区で楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニック


こんにちわ。院長の藤田です。


今回のテーマは「ピロリ菌治療後の効果判定」についてです。

このページを見られた中にも、ピロリ菌検査をして「陽性」となり、除菌治療をされた方もいらっしゃると思います。
ピロリ菌の治療(1週間の内服薬)が終わった後、ピロリ菌がちゃんと「消えたのか(除菌出来たのか)」調べる必要があります。
(7割~9割の方は除菌出来ているが、1割~3割で除菌不成功の方がいてる)

その方法としては、胃カメラを使う方法や、胃カメラは使わない方法(呼気試験、血液検査、便で調べる方法)があります。
ガイドライン2016では、呼気試験便の検査が有用であると示されています。
(当院では、簡便に出来る方法として呼気試験を行っています)

ただどの方法でも完璧ではなく、偽陽性(ピロリ菌がいないのに、間違って陽性と診断)があります。
逆に偽陰性もあります。
単独の検査ではなく、複数の検査の併用が望ましいとされています。(ヘリコバクターピロリ学会雑誌より)
ただ、実際の現場ではなかなか複数の検査を併用する施設は少ないのが現実です。

ピロリ菌の検査も大切ですが、きちんと胃カメラをして
「除菌出来て胃炎が治まってきているか」「すでに胃がんが起こっていないか」調べることも大切
です。

なぜなら、本当に怖いのはピロリ菌ではなく、「胃がん」ですので。


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック
JR森ノ宮駅直結 京橋、玉造、緑橋からもアクセス良好です。
鎮静剤を使ったら楽な胃カメラをしています。
ピロリ菌専門医として、ピロリ菌の検査と治療を積極的に行っています。


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森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページ

2017-07-11(Tue)
 

やっぱり母親もピロリ菌陽性だった。。。

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 鎮静を使った楽な胃カメラ、大腸カメラを行う内視鏡専門クリニックです。
JR森ノ宮駅直結 中央区と城東区の間にあり、京橋、緑橋、玉造からもアクセス良好です。


実は 私もピロリ菌陽性でした。判明したのは1年前。開業前に尿検査で「試し」に調べて見たら陽性…
その後 兄も陽性でした。 そして、昨日母親に検査を勧めたところ 陽性だったのです…



【ピロリ菌の感染方法】
乳幼児期に、口から移ることはわかっているのですが、実はどうやって口から感染するかは分かっていない。
昔は井戸水で移っていたものと考えられ、上下水道が普及した現代では感染率は下がって来ている。現代の感染は主に、母親からの口移しなどで移っている可能性が高いと考えられている。
(母親からの感染率が、父親の8倍高かったという報告あり)


【親子感染のリスク】
親子感染のリスクが高いことより、誰がピロリ菌陽性とわかったときには、兄弟と親も調べておいたほうがよい。特に親は、自分よりも感染罹患年数が高いわけであり、胃炎の進行に伴う胃がんリスクも高くなっていることが予想される。
実は私も検査して陽性であり、兄を調べると陽性。その後両親を調べると、母親が陽性であることが分かった。


【ピロリ菌の治療】
内服治療で、抗生剤(+胃薬)を1週間内服する。1回目の治療でピロリ菌が消えなかった場合は、2回目に違う抗生剤を内服する。2回目までで9割の方が除菌できる。
ピロリ菌は自然に消失することはほとんどなく胃炎を進行させ、胃がんのリスクを高める。そのため、出来るだけ早いうちの治療が望ましい(効果が高い)。


【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
鎮静剤を使った楽な胃カメラ 鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラを行っています。
ピロリ菌の検査、治療にも積極的に行っています。
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2017-07-02(Sun)
 
プロフィール

DRfujimi

Author:DRfujimi
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
消化器内視鏡専門クリニックとして、楽で正確な胃カメラと大腸カメラ、専門医による正しい治療と分かりやすい説明を行います。

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