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「大腸カメラ」について学ぶ 森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 

森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 
2016年8月JR森ノ宮駅直結 ビエラ森ノ宮で開業予定


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページはコチラから

今回のテーマは ズバリ「大腸カメラ」

みなさんは大腸カメラを受けられた事はあるでしょうか?
受けた事のない人の方が多いのかもしれません。
やはり、大腸カメラのイメージは「検査が痛そう」「恥ずかしい」というイメージを持たれている事は否めません。
かくいう私も、昨年大腸カメラを受けた時は、少し恥ずかしく思ったものです。

下の写真で ベッドに横になって検査を受けているのが 私です
 緑色の服を着たのが 私の師匠の先生です。)


森ノ宮胃腸内視鏡クリニック院長 大腸カメラを受ける

そこで、今回は大腸カメラを受けたことのない人のために(受けた人のためにも)、
大腸カメラがどんなものかを説明したいと思います。


大腸カメラとは
大腸カメラ検査とは、ボールペンほどの太さ(直径約12mm)のゴムチューブの先端にCCDカメラが搭載されており、大腸の中を
モニターに直接映し出して観察する検査の事です。

大腸にできる病気(ポリープ、腫瘍、腸炎、出血など)を観察し、検査中に病変が見つかった場合には、組織の一部をつまんだり(生検)、ポリープを切除する事ができます。


大腸カメラの方法
大きく2つの行程があります。
① 下剤を飲んで、大腸の中を綺麗にする 
② 大腸カメラを受ける

この行程について簡単に説明します。


<>① 下剤を飲んで、大腸の中を綺麗にする。
通常では、人間の大腸の中には約1kgの便があると言われています。この状態では、カメラを入れても腸の中は便まみれのため、腸の中を見ることは出来ません。そこで、大腸カメラを受ける前に、下剤で大腸の便を完全に出して綺麗にしておく必要があります。
では、具体的にはどのようにして腸を綺麗にするのでしょうか。

検査前日:
●昼食までは普段通りで構いません(病院によって検査食を指示されることもあります)。
●夕食は20時までに、うどんなどの消化の良い物を食べるようにします。海藻類やキノコ類など繊維類は腸の中でそのまま形が残るため控えるようにします。
●20時以降も水分の摂取は構いません。
●夕食後に下剤(錠剤や水薬)を飲んでもらいます。

検査当日:
●朝食は必ず抜いて下さい。
●水分(水、お茶、スポーツドリンク)は構いません。
●内服薬は普段通り服用して大丈夫なのですが、糖尿病の薬は中止して下さい
(低血糖になるため)。血をサラサラにする薬は、そのまま続けるのか、何日前から中止す
るのかは、かかりつけの先生の指示に従って下さい。(血がサラサラの状態だと、ポリープ
切除などが出来ないケースがあります。)
●指示された時間(だいたい検査の4時間くらい前)に、約2Lの下剤を1~2時間かけて飲んでいただきます。多くの方は飲み終わって1~2時間すると便が出だします。
(逆に2時間してもお通じが1回も出ない場合は、便が詰まっている可能性もあるため医師に相談した方がよいと思います)
便が出だすと、そこからは何回もひっきりなしに便が出だします。そして便が水様になれば、検査前の準備は完了です。


正直、最後の約2Lの下剤を飲むのがなかなか大変です。
まず2Lという量が多い事、そそしてその下剤の味が美味しくない…というのが難点です。
患者さんによっては、検査そのものよりも、前処置の下剤を飲む方が大変…とおっしゃる方もいます。それでも、製薬会社さんも頑張って、味を良くしたり、量を減らせるように努力してくれてるんですけどね(^_^;)

② 大腸カメラを受ける。

お通じが水だけの状態になると準備は完成で、いよいよ検査本番となります。
検査着に着替えて、ベッドに上に寝ます。(後ろに穴のあいたパンツを履いてもらいます)
病院によっては鎮静剤(ウトウトする薬)や鎮痛剤を投与して検査を行うため、点滴をします。
肛門の診察と直腸診を行い、痔や直腸のポリープがないかを調べます。
その後、内視鏡を挿入します。検査時間は10~20分程度です。
ただし、腸が長い人や術後の癒着がある人は挿入に時間を要する事があります。またポリープが見つかり切除する場合、さらに時間を要します。

(ポリープ切除に関しては、別ページに書いていますので、そちらもご覧ください)

ちなみにですが、よく「大腸検査は恥ずかしい」と言われるのですが、
実際の検査では医師はモニター画面を見ており、お尻をみることは直腸診の時を除いて、ほとんどありません。
そこは安心してください。



どんな人が大腸カメラを受けた方がいいのか?
まず検診で便潜血反応陽性が1回でも出た人や、排便時に出血を認めた人です。
「痔のせい」と考えて大腸カメラをうけず、後で大腸がんが見つける事もあります。
またポリープ切除をされた方は2~3年に1回は受けておいた方がよいと考えます。

それ以外には、便秘の方や便が細くなってきた人、便回数が増えてきた人も受けておくべきだと考えます。
ただし大腸がんで腸が狭くなっている場合は、下剤を大量に飲む事によって完全に腸が詰まってしまう(腸閉塞)ことがありますので、注意が必要です。事前にレントゲンやエコー、CT検査などを指示されることもあります。

あとは原因不明の体重減少貧血を認める人も受けておくべきですが、この場合は全身のチェックが必要となり、血液検査やエコー検査、胃カメラ検査も勧められることが多いと思われます。



森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 
正確な診断と、分かりやすい説明、優しく苦痛の少ない胃カメラと大腸カメラを心がけます。
JR森ノ宮駅直結 京橋、深江橋、玉造、谷町4丁目からのアクセス良好





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2016-01-29(Fri)
 

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プロフィール

DRfujimi

Author:DRfujimi
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
消化器内視鏡専門クリニックとして、楽で正確な胃カメラと大腸カメラ、専門医による正しい治療と分かりやすい説明を行います。

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