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「便秘と食事」 森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック

森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 
2016年8月JR森ノ宮駅直結 ビエラ森ノ宮で開業予定


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページはコチラから

こんにちわ。ブログを見ていただき有難うございます。
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
今回のテーマは「便秘と食事」というテーマでお話ししたいと思います。

診察では、本当に多くの方が便秘で悩まれ相談しに来られます。
また、便秘までいかなくても、お腹がスッキリしない、以前のようにスッと便が出ないという方もおられます。
今回は、実際の診察の時に患者さんに説明する内容をまとめてみました。
(外来では なかなか全てを伝えきれませんので)

【便秘の原因】
さて、まずはその便秘の原因が何であるか?が大事になってきます。
便秘には、様々な原因があります。(詳しく書くとページがいっぱいになるので、別のページで書こうと思います。)
便秘の治療は、その原因に基づいて行われます。
例えば大腸がんなどで腸が狭くなっている場合でも便秘になる事がありますが、それは食事の問題ではなく
外科治療などが必要となる事があります。

そこで、大腸カメラをして大腸がんやポリープがなく、また手術による癒着などもなく、
純粋に便秘」の患者さんについて、食事指導の内容を書きますので、参考にしてもらえたらと思います。


【食事】
具体的な食材の話をする前に まず食事の一般的な事を説明します。
■まず朝食は摂るようにしましょう。
朝は腸が一番蠕動運動を活発にさせる時間です。
朝起きて、胃の中にモノが入る事によって、胃腸反射が起こり、寝ている間に腸の下の方に貯めていたウンチを出そうと働きます。
食べるのが大変でも、コップ1杯の水は飲んでおきましょう。
ちなみに私の朝食は、ヨーグルトにリンゴジャムやバナナを混ぜて食べています。

■3食食べよう。
一昔前には1日1食のダイエットなどが流行った事がありますが、腸の事を考えると1日3食 朝ごはんもある程度は摂って欲しいと思います。また出来るだけ規則的な生活で 決まった時間にご飯を食べるようにしましょう。

■ウンチは多いほど 出しやすい。
よく便秘の方で、便秘が怖いので食事を抜かれる方がおられます。しかし、それは逆効果です。
ウンチは多い方が出やすいため 便秘予防になります。
ではどうしたら便が多くなるのでしょうか? それを今から書きたいと思います。


【ウンチの中身】
突然ですが、「ウンチ=食べ物の残りかす」 と思われていませんか?
実はウンチの80%は水分で、残り20%のうち7%が吸収されなかった食べ物、7%が腸内細菌、
そして残りが腸粘膜などと考えられています。
つまり、固形成分のうち「食べ物は1/3だけで 2/3は腸内細菌や腸粘膜」という事です。
実際 食事を食べていない入院中の患者さんでも、ウンチは出ます。

ウンチを増やすには単に食べる量を増やせばいいというものではありません。
①水分摂取 ②食べ物 ③腸内細菌を増やす という事が大事になります。


【食べ物】

便秘にいい食材とはなんでしょうか?
「食物繊維を摂りましょう」と言われます。
その通りです。
食物繊維は消化されず、ウンチのかさが増すためウンチが出しやすくなります。
また食物繊維は腸内細菌で分解され脂肪酸に変わります。すると腸内細菌が酸性に傾き、悪玉菌が繁殖しにくい環境になります。他にも、消化をゆっくりにすることで血糖値の急上昇を抑えたりする作用もあります。

でも 食物繊維が全てではありません。
食物繊維含めて 便秘に効く食材について説明したいと思います。

【食物繊維】
その食物繊維には不溶性のものと、水溶性のものがあります。
不溶性食物繊維は、おそらくみなさんが想像される「繊維」であり玄米や根菜類やキノコに多く含まれるものです。
一方、水溶性繊維は海藻類やゴボウ、イモ類などに多く含まれます。
昔、ファイブミニのコマーシャルで「レタス●個分」と言われた時に、(なんで液体の中に線維が入ってるの?)と思ったことはありませんか?あれは水溶性の繊維のことだったんですね。
不溶性の食物繊維は摂りすぎると便が硬くなることがあるため、硬いウンチの人は水溶性繊維をしっかり摂る事が大切です。
バランスよく摂ることが大切です。

【腸内細菌を増やす】

発酵食品(乳酸菌):
乳酸菌には動物性と植物性がありますが、お勧めは植物性乳酸菌です。
動物性の乳酸菌は胃酸や腸液で死んでしまう事が多く、大腸に届きにくいためです。
食物性乳酸菌は、味噌や醤油、日本酒などに含まれています。他にもキムチなどにも含まれています。

オリゴ糖
善玉菌であるビフィズス菌の栄養源になります。
玉ねぎ、バナナ、リンゴ、ハチミツなどに多く含まれます。
お店でも「オリゴ糖」で販売されていますよね。

【そのほかの食事】
オリーブオイル
オリーブオイルは他の油と違い、小腸で吸収されにくく大腸に届きやすく、腸の動きをよくしてくれると考えられています。
またオリーブオイルに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
私も普段の生活で、油は出来るだけオリーブオイルを使うようにしています。

マグネシウム
マグネシウムには、腸内に水分を引き込んで便を柔らかくする作用と、腸の動きを良くする作用があります。
病院でも「酸化マグネシウム」「マグミット」と処方されることの多いお薬です。
ほうれん草やひじき、豆腐(にがりの成分)、納豆などに多く含まれます。


これらを考えると 日本食というのは 実に理にかなった食事であることが分かります。
(豆腐入り味噌汁に、野菜、納豆や漬物、など)
戦前の日本人のウンチの量は 現在の2倍ほどあったという報告もあります。


便秘対策は食事だけではありませんが、食事の事はとても大切です。
そして食事は便秘だけでなく、いろんな病気と関係してきます。
今回は「便秘」がテーマで食事の事を説明しましたが、他にも糖尿病や高血圧で注意する食事もあり、どれかに偏ることなくバランスよく食事をすること、そして楽しく食事をすることが大切ですね。

便秘の原因でも書きましたが 単なる便秘と思っていたら大腸がんだったという事があります。
便秘の患者さんで(私の場合は単なる便秘であって、大腸がんなんかではない)と思いたくなる気持ちも分かります。
でも、心配なら 一度は大腸カメラを受けましょうね。

森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 
分かりやすい説明と 優しい検査を心がけます。
京橋、深江橋、玉造、谷町四丁目からのアクセスも良好です。


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2016-02-17(Wed)
 

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プロフィール

DRfujimi

Author:DRfujimi
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
消化器内視鏡専門クリニックとして、楽で正確な胃カメラと大腸カメラ、専門医による正しい治療と分かりやすい説明を行います。

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