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便秘の治療方法について  森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 
2016年8月JR森ノ宮駅直結 ビエラ森ノ宮で開業予定


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さて、今回のテーマは
「便秘の治療方法」です。

便秘は色々な原因でなります。
それらの原因に合わせた治療を行う事が大切ですが
便秘全般の治療について 今回は解説を行いたいと思います。

※「便秘の原因」については 他のページで解説していますので、そちらも参照ください。


【治療】

まず治療の目標ですが、排便回数の正常化だけでなく、便の形状の正常化、便秘症状の改善がゴールとなります。
つまり、単に便が1日1回出ればいいという訳ではなく、痛みや不快感などの症状の解消をめざします。

治療の3大柱は、①食事 ②運動 ③お薬になります。

① 食事:水分、食物繊維、善玉菌
② 運動:身体全体の運動やマッサージ
③ お薬:色んなタイプがあり 原因に応じて薬を調整

その中で普段、診療の中で説明している①食事と③お薬について解説します。


●食事:(→別のページ「便秘と食事」も参照下さい。

キーワードの1つ目は「食物繊維
食物繊維は消化吸収されず、便として出てきます。その時に有害物質を吸着させるデトックス効果や、栄養吸収を遅らせ血糖値や脂肪分の急激な上昇を抑える働きがあります。

食物繊維といえば、何を連想されるでしょうか?さつまいも?野菜?玄米?
いずれも間違いではありませんが、これらはいずれも「不溶性」食物繊維です。
便のカサは確かに増すのですが、同時に固くなってしまい余計便秘になる事もあります。

もう一つ「水溶性」食物繊維が大切です。
このタイプの線維は、便のカサを増すだけでなく、便を柔らかくする作用があります。
水溶性食物繊維を多く含む食材としては、わかめやきのこ、納豆、ごぼう、おくら、アボカドなどが挙げられます。


キーワードの2つ目は「善玉菌
普通のウンチの成分は8割が水分です。そして2割の固形成分の中身は、1/3は食べ物のカス(食物繊維)ですが、残り2/3は腸内細菌やはがれた腸粘膜です。事実、絶食にしていても便は排泄されます。
腸内細菌を増やすことで便のカサがまし、便を出しやすくなります。
善玉菌の栄養素は食物繊維と考えられており、お互いに便の形成に大事な役割があります。

善玉菌の代表といえば、乳酸菌です。
乳酸菌は、腸内で善玉菌を増やし腸内環境を整えます。
また乳酸を放出することで腸内が弱酸性になり、悪玉菌が繁殖しにくくなります。
乳酸菌には、動物の乳を栄養とする「動物性」と、植物のぶどう糖を栄養する「食物性」があります。
胃酸に強く、腸に働きやすいのは「食物性」乳酸菌です。
これを多く含む食材としては、漬物、みそ、しょうゆ、キムチなどがあります。
(ただし摂りすぎは塩分の過剰摂取になるので、ほどほどに)



●お薬
いわゆる下剤になるのですが、大きく2種類に分かれます。
① 便を柔らかくボリュームを増やすもの
② 腸の蠕動運動を刺激するもの


① 代表的なものはマグネシウム剤です。
  「酸化マグネシウム」「マグラックス」という薬品名で処方されています。

② 効果が出るのが早く、多くの市販薬や漢方薬はこちらのタイプです。
ただこちらは、常用すると逆に薬がないと腸の蠕動がサボってしまい「薬たのみ」になってしまうため注意が必要です。
病院からは「ラキソベロン」「ヨーデル」「プルゼニド」という薬品名で処方されています。

その他の薬としては、浣腸があります。
直腸を刺激する事で、便意を促し排便させるものです。

原因に応じて 適宜薬を組み合わせたり調整する事が大切です。


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 
分かりやすい説明と、楽で丁寧な胃カメラと大腸カメラを心がけます。
JR森ノ宮駅直結で、京橋、玉造、谷町4丁目、深江橋からもアクセス良好です。


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2016-04-16(Sat)
 

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プロフィール

DRfujimi

Author:DRfujimi
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
消化器内視鏡専門クリニックとして、楽で正確な胃カメラと大腸カメラ、専門医による正しい治療と分かりやすい説明を行います。

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