ピロリ菌の治療とその副作用について 森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック
JR森ノ宮駅直結にある内視鏡専門クリニックです。鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。
ピロリ菌学会認定医として、ピロリ菌治療にも積極的に取り込んでいます。



ピロリ菌の除菌について

除菌に影響する因子としては
① ピロリ菌の因子:耐性菌かどうか
② 患者側の因子:ちゃんと服薬出来たか(特に副作用が理解できているか)

が重要になってきます。

【耐性菌】
抗生剤の過去の使用によって、その抗生剤が効かなくなるピロリ菌が生じることがあります。それが耐性菌と呼ばれるものです。
特にクラリスロマイシンは内科や耳鼻科などで処方されることが多く、年々耐性菌の割合は増加しています。現在は約40%でピロリ菌が耐性を持っていると考えられています。
(2000年次のデータでは、約15%)
過去に抗生剤治療をされた方は、ピロリ菌除菌治療が効きにくいことがあります。
当院に来られた中国人の患者さんではピロリ菌治療効果が悪く、みなさん「中国では風邪引いたりしたら、すぐに抗生剤を処方されるんです」と口を揃えておっしゃり、なるほどなと思いました。


【副作用】
ピロリ菌の治療で大切なことは「1週間続けてお薬を飲み続けて、飲みきること」です。
時々、自己判断で内服を中断される方がいらっしゃいます。これではせっかくの治療が不十分になり、かつ耐性菌が生まれる原因になります。
そこで副作用の理解や、医師からの説明が大切になります。
アモキシシリンの副作用で軟便になることがあります。数回程度であれば内服は続行とし、発熱・腹痛・血便が生じた際には主治医に連絡した上で中止する。
クラリスロマイシンの成分が唾液中に分泌されると口の中が苦くなることがありますが、1週間の内服終了後には改善するため、内服続行します。
タケキャブによる便秘肝機能障害などもまれにですが起こることがあります。


【日常生活の制限】
よく質問をいただくのですが、1回目の除菌治療(1次除菌)では特に禁煙や禁酒などの制限はありません。現在のところ、しっかりとした科学的データは認めません。薬局の先生方でもたまに間違って指導されることがあります。
ただし2回目の治療(2次除菌)では、飲酒を避ける必要があります。それは2回目の治療に含まれるメトロニダゾールは飲酒によりジスルフィラム-アルコール反応が起こり、嘔吐、ほてり、腹痛などが起こることがあるためです。

しっかり ピロリ菌を除菌するためにも、そして少しでも胃がんのリスクを減らすためにも
正しい知識を持って、ちゃんと治療していきましょう。


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック
JR森ノ宮駅直結にある内視鏡専門クリニックです。
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸カメラをしています。
中央区、東成区、城東区の境にあり、玉造駅、京橋駅からもアクセス良好です。


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 内視鏡専門クリニック

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2017-10-03(Tue)
 

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プロフィール

DRfujimi

Author:DRfujimi
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
消化器内視鏡専門クリニックとして、楽で正確な胃カメラと大腸カメラ、専門医による正しい治療と分かりやすい説明を行います。

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