ABC検診で また引っかかった人は読んでおく。

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
大阪市中央区 JR森ノ宮駅直結 内視鏡専門クリニック
鎮静剤麻酔を使った楽な胃カメラ、無痛大腸内視鏡を行っています。


今月 たまたまなのか 2人の患者さんから
昨年ピロリ菌を除菌したのに、ABC検診でピロリ菌がいてるといわれて。どうしたらいいですか?
と問い合わせの電話があった。

(検診センターがちゃんとした情報を伝えていれば 患者さんは困惑せずにすんだのに…)

ABC検診とは「胃がんリスク層別化検査」といわれ、住民検診や職域検診、人間ドックでも採用されるところが増えている。

血液検査で簡単に調べることができる。ピロリ抗体検査と ペプシノーゲン法を組み合わせて ABCDにランク分けする。
A群は胃がんのリスクが低く、B⇒C⇒Dになるにつれて胃がんのリスクが高いという仕組みになっている。

問題は ピロリ抗体検査である。

抗体とは、ある異物(抗原)に対して特異的に働いて、生体からその異物を除去するタンパク質のこと(免疫グロブリン)であるが
ピロリ菌に感染している人でも抗体は存在するが、ピロリ菌がかつていた人(例えば 除菌治療をしてピロリ菌そのものがいなくなった人)でもこの抗体は存在する。

なので、除菌した人は抗体が陽性のままであることが多い
ということは ABC検診をすると B判定やC判定になることがある。逆に言えば A群にならないことも多い。

実は
ピロリ菌の除菌治療を受けた人は ABC分類の判定対象にはならない。
E群(除菌=Eradication)として区別される。

除菌後の方は ABC検診を受ける意義はなく、
それよりも 定期的に胃カメラを受けて 胃がんが発生していないかフォローするほうが
よほど大切なのです。


森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック
鎮静剤麻酔を使った楽な胃カメラ、無痛大腸内視鏡を行っています。
ピロリ菌治療も積極的に行っています。

ホームページは↓まで

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページ
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2018-06-11(Mon)
 

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DRfujimi

Author:DRfujimi
森ノ宮胃腸内視鏡クリニック 院長の藤田です。
消化器内視鏡専門クリニックとして、楽で正確な胃カメラと大腸カメラ、専門医による正しい治療と分かりやすい説明を行います。

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